幸せは味が薄い。
だから、悩みや障害と言う、味の濃いスパイスをわざわざ選ぶ人がいるそうだ。
確かに。
とてつもなく心当たりがある。
味が薄い幸せを「わ~、噛めば噛むほど美味しいな~」
こんなに平和で、昼寝でもしちゃおっかな~
なんて楽しむ事が出来る人間は、言葉通り幸せ者だと思う。
椎名誠だったか?
誰だか忘れてしまったが、南の島で暮らしている人を表したこんな話をしていた。
ある白人の成功者が、クルーズにのって海に出た。
すると、海にボートを浮かべて昼寝をしている、島の若者を見つけた。
白人は彼に声をかけた。
「おい、君働かなくていいのか?」
「働いて、どうするのさ?」
「沢山稼いで、お金持ちになるのさ。」
「お金持ちになってどうするのさ?」
「お金持ちになったら、船を買って昼間から遊べるよ。昼寝だってできるさ。」
「俺は今、船で昼寝をしてたんだ。もう出来てるから結構だよ。」
というお話。
島の若者にとって、わざわざお金持ちにならなくても
毎日船で昼寝ができるなら、それでいいのだろう。
なんとも、幸せ者のお話だ。
さて、あなたは島の若者のようなマインドを持っているだろうか?
私は、幸せだろうか?
今持っている気持ちが、未来持っている気持ちなんだそうだ。
つまり、今幸せを感じる事が出来ているなら
経済が豊かになった時も、そうでないときも幸せでいれるはずなのだ。
自分を顧みると、YES!とはいいがたい。
過去から比べれば、ずいぶん豊かにも幸せにもなっているはずなのに
いつまでたっても、心は波風立っている。
沢山できた貯金も、減らさないように必死になっている。
せっかくの貯金に感謝する気持ちより、減らさない不安の方が大きい。
これは勿体ない。
島の若者は、この先もきっと幸せなまま一生を終えるのだろう。
私は、不安や焦りを感じたまま一生を終えるのか?
なんて、なんて勿体ないのだろう?
空には星が輝き、海はキラキラ輝いていても、まるで自分の人生には関係ないような顔をして、お金や未来の心配をして過ごすのだろうか?
ああ、馬鹿らしい。
こうやって、頭ではわかっているのだ。
たまには客観視もできるのだ。
さあ、今日もまた決意する。
幸せを選ぼう。
幸せを見て生きよう。
楽しいであふれた世界に生きるのだ。
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